先日、「民族の布 纏う伝統」展に行ってきました。
ティモール、ミャンマー、中国などなど、アジア各国の布、布、布。
細かい刺繍、手のかかった織り(私には詳しくわからないけど)。
それらが専門の織り人が作ったわけではないってところがすごい。
糸を紡がないと、織れない。織らないと着るものがない。
細かいけど神経質ではないし、伝統的であるけど縛られている感じでもない。
金銭のために作られたわけではないから、自由。(でもその自由は細かさや丁寧さに向かっている。たぶん信仰があったから)
こういう布を見ると、好きとか嫌いとか、上手いとか下手とか、欲しいけど買えないってことより、見ることができてよかったーと思えるのでした。
「民族の布」纏う伝統 ティモールテキスタイル
6月16日(月)まで 信濃追分文化磁場「油や」
クラクサには関係ないけど、おすすめしたい展示会情報でした。(といと)