昨日、ながの祇園祭の御祭礼屋台巡行に、参加してきました。
クラクサのある大門町では、「大」の字の模様の入った揃いの浴衣を着て屋台を引っ張りました。
権堂アーケードや、善光寺の仁王門の横の道など、「ここ、通れるの?」と思うような狭い場所も、役員の方の誘導で屋台はぶつかることもなく進んでゆきます。
途中、冷たい飲み物やアイスの差し入れなどをいただきながら、各町の町会所を巡ります。
それぞれの町のみなさんも、お水やお茶を用意して、屋台が巡ってくるのを待っていてくれるのです。
屋台の上では踊りの奉納が行われます。大門町は「風流船揃」という長唄を、芸者さんが舞います。
長唄のお囃子が、笛や三味線や鼓で生演奏されていることにひそかに感動していました。
大した力仕事をしているわけでもなく、ただ歩いているだけなのに無性に疲れましたが、最後に大門町の町会所に戻ってきて、区長さんの掛け声で三本締めをしたら、「最後までついていけた」という達成感を感じました。 (緑)