こんにちは。
僕はセミです。
長野市のぱてぃお大門の中庭にある柿の木がお気に入りの場所です。
今日は、雨が降ったりやんだり、晴れると暑かったり、なんだか変な天気だったけど、僕はいつものように、柿の木に止まって鳴いていました。
すると、すぐ横のクラクサとかいうお店の人が、「うるさい」とボソっとつぶやくのが聞こえました。
ひどい! ぼくたちセミは夏の代表的な虫、風物詩ともいえるのに!
風流の心がワカラナイ人って嫌ですね。
僕はとても傷ついたけど、負けずに大きな声で鳴きました。ミーンミーン・・・
人間界じゃあ今はお盆って言うんでしょ?夏休みって言うんでしょ?
だからかなぁ、クラクサってお店はいつもはみんな素通りしているけど、この頃は何か買っていく人が多いみたい、でも、どんどんお店の中がスカスカになっていってるけど、いいのかなぁ。
だけどお店番の人は、「いいんです、私はいいと思います!私はね!作り過ぎないことも手作りの魅力です。必要な量って言うのがあるはずです。消費するために作るんじゃないんですよ使う・・・
何だか話が長そうなのでこの辺で。今度はあの桜の木で鳴いて来ようっと。
ではまた~ ミーーーン。 (柿本セミマロ)