11月12日(木)
「半襟を付けながらおしゃべり」
講師は藤井円さん(和裁士。現在はお休み中)
半襟の縫い付け方を教わりました。
半襟とは…和装用下着である襦袢に縫い付ける替え襟。襦袢の襟元の汚れを防ぐ目的のもの。汚れた時だけでなく、季節や場所に合わせて付け替える。
着物を着る前の一仕事がこの「半襟を付ける」事。
お裁縫が苦手な方は、これが面倒で着物から遠ざかる場合もありそうですよね。
今回は、それが少しでも楽になるように
「教わりながら、みんなと一緒に付ける時間」を設けてみました。
半襟は「見える部分」が少なく、丁寧に縫うポイントは首の後ろから見える部分だけ。
ですが、布が重なった襟部分の一番上の布だけをすくい、縫い付けないと針が動かず苦労します。それに、布の引っ張り具合にもコツが必要です。
いざ始まると「おしゃべり」している余裕はありませんでしたが、
季節の変わりめにまた開いてみたいです。
(篠宮・記)
※このワークショップは「着物したく展」に合わせた講座です。